新作オリジナルミュージカルの主催・制作・作詞作曲・振付・コーラスアレンジは、たった一人の女性「西野名菜」が一人でおこなっています。
西野名菜は、小学生はバレエとフィギュアスケート。中学生以降は、ダンスとボーカルの練習の為、普通の学生のように放課後遊ぶという子供時代も過ごさず、ひたすら自分の夢の為に努力を重ねて来ました。
高校生の時に結成した「SQUALL NOIZ」というダンスユニットでダンス番組のオーディションに受かりダンス番組に登場するやいなや、人気グループとなり、セミレギュラーのような形でダンス番組に出演しました。それをきっかけに西野名菜は、よしもとR&Cから歌手デビューを果たしました。
しかし、芸能界は厳しい場所でよしもとクリエイティブエージェンシー期待の星であったにも関わらず、体調不良などの理由でよしもととの契約が終了しました。
夢を諦めようと思った時もありましたが、好きなことは続けようと、ダンスレッスンに通い始めた所、ダンスの先生からバックダンサーの仕事を頂き、バックダンサーとして再びステージに立ち始めました。
その後は、女性コーラスグループやBeatbox日本チャンピオングループ「MAD 4TH」に混ざってドイツで開催された世界大会に出演するなど、ユニークな経験を積みます。
その間にも、オリジナルの楽曲を作り続け、ソングライターとして力をつけて行きました。
その時、自分一人で歌うのではなく、ストーリーに合わせて曲が展開するミュージカルという舞台が自分に合っている、と思い立ち、70席キャパの小劇場で初めて自分が主催するミュージカル「WOMEN ONLY」を開催しました。発想から本番まで４ヶ月という短いスパンで仕上げたので、足りない所だらけでしたが、楽曲の良さと出演者の歌唱力が評価され、プレ公演としては大成功を納めたのです。
しかし、そのまま、ミュージカルへは簡単に進めませんでした。まず、舞台には、お金と時間がかかる事。そして、その労力を日常の仕事をこなしながら行う事は並大抵のことではありません。次の公演への思いを胸に、バックダンサー、ダンス講師、振付家などをしながら、ひたすら作曲をする日々を過ごしました。
そして、世の中はコロナ禍へ・・・。
その間も配信で歌いながら、オリジナル曲を作り続け、「私の夢はミュージカルを上演する事！」と言い続けたのです。
なんの後ろ盾もない一人の名もないアーティストが「企画・主催・制作・作詞・作曲・振付・コーラスアレンジ・主演」するという普通で考えたらありえない事を実行しようと一歩を踏み出しました。
ダンスの舞台やミュージカルの出演は、数多く経験がありますが、劇団に入った経験もない西野名菜が、「オリジナルの最高のミュージカルを作る！！」という、無謀にも思える一歩を踏み出した事に周囲ももちろん、驚愕しました。
リスクだらけで何度も怖気付きそうになりながら、少しづつ協力してくれる人間が集まり始め、やっと舞台の全貌が見えて参りました。
なんといっても主演のGOWは、前回のミュージカルでも主演を果たした素晴らしい歌姫です！DREAM AGAINでも素晴らしい歌声で客席を包み込んでくれる事でしょう！
DREAM AGAINはまさに出演者たちのリアルなストーリーです。
物語は単純で分かりやすいですが、笑って泣いて素敵な音楽に包まれて思い切り楽しんで頂きたいと思います。