数年前にGleeという音楽ドラマが世界的に人気になり、当時、アメリカの大統領だったオバマ氏一家も夢中になったと話題になりました。
新旧のヒットソングをストーリーに合わせてミュージカル風に歌って踊ってパフォーマンスするのが毎回楽しくて画面に釘付けになりました。
軸になるストーリーがある高校のGlee部を新任の教師が再生させるというというもので、(Glee部とは歌って踊るコーラス隊=Show chiorと呼ばれるパフォーマンスをするクラブの事)物語の中心に歌って踊る事が自然に組み込まれていました。
出演者たちの歌が素晴らしいので毎週楽しみに観ていました。
今でもGleeファンは沢山いると思いますが、ストーリーがマイノリティな高校生たちのお話なので、大人の私は共感出来ず、シーズンを重ねる度に人気がなくなってしまい、主演の人が亡くなったのをきっかけに番組も終了してしまいました。
でも、このミュージカル風という「Show Choir」というパフォーマンスが流行るのではないかと思ったんですね。
それで、歌って踊れるスタジオを目黒のオープンさせたのです。
でも、日本人には歌って踊るは「アイドル文化」になっているみたいで・・・、定着するのが難しかったです。
私のスタジオでは歌って踊るのはごく普通の事で(笑)大人も若者も普通にパフォーマンスしています。
普通にハモって振付を合わせて・・・、そう今でも「Show Choir」をやっています。
通常のグループレッスンは減らしてしまったのですが、ライブ時には臨時グループを作っています。
それ以外でもプロのボーイズグループのレッスンもしていて、レッスンの中でアカペラコーラスを取り入れたりしています。
そのハモリが上手く行くと本当に楽しくて・・・。
歌って踊れるグループを作りたいって野望まで出てきます。
むしろ、自分自身が熟年、Show Choirグループ作っちゃおうか・・・なんて考えたりします(笑)
声を重ねる楽しさは格別ですね!!
もちろん、ハモる事には技術が必要ですよ。
2声までは何とかなっても3声以上は難しいです。
それが成功すると歌っている人はもちろん、聞いている人も気持ち良くなりますよね。
ソロ歌手をしながら、グループでも活動出来るスキルのある本物のプロシンガー(その反対にグループで活動しながら、ソロ歌手としても活動出来る本物のプロシンガー)を育て輩出したいです。